えっ地方でも消耗してるの?

東京どころじゃないんだよ!

勝者に報酬はない キリマンジャロの雪 ヘミングウェイ

清潔で、とても明るいところ

この世は全て、無(ナダ)、であって、人間もまた、無(ナダ)、なんだ。要するにそれだけのことだから、光、がありさえすればいい。それに、ある種の清潔さと秩序が。無(ナダ)、のなかで生きながらそれと気づかない者もいるが、おれは気づいている、そう、すべては無(ナダ)、かつ無(ナダ)にして無(ナダ)、かつ無(ナダ)なのだと。
 
父と子
ヘミングウェイの短編に度々登場するニックアダムスさんのお話。ニックは父になり、自分の父について想いを巡らす。当時ニックにはインディアンの恋人がいて毎日セッ。父の死には複雑な何かがあるが、まだ書けないという。ニックとはヘミングウェイのことなのかな。
 
世界の首都
マドリードの給仕見習いのパコが、闘牛怖くないと言い、椅子に包丁をとりつけたもので闘牛ゴッコをするが深く刺さり死んでしまう。
包丁は前を通り過ぎずに、ワインの皮袋でも突き刺すように、すんなりとパコの体に突き刺さった。
 
フランシス・カンバーの短い幸福な生涯
狩りを通じて臆病な自分を克服した男が、バッファローを撃つ途中妻に撃ち殺されてしまう。狩猟ガイドの静かでワイルドな視線がイイ。
 
天国っぽい。
 
ちゃんと読んだ部分と読んでない部分がある。読書に飽きてきた時は流し読みをしよう!

生物と無生物のあいだ 福岡伸一

生命=自己複製を行うシステム

陶片に細菌がいる水を入れて濾過し、その実験でウィルスの存在の手がかりをつかむ。
黄熱病も狂犬病もウィルスだったので野口英世は発見できなかった。
 
ウイルスは限りなく物質に近い
  • 栄養を摂取しない
  • 呼吸しない
  • 老廃物をださない
  • 自己複製能力をもつ
ウイルスは生命と無生物のあいだをたゆたう何者かである
 
DNAは四文字しかない。
 
知的であることの最低条件は自己懐疑ができるかどうかということになる。
論壇の機能不全的な内情で水増しされた文章で読みにくい
 
原子の大きさに比べて生物が大きい理由。10%の原子が不確定な動きをする。数が大きくなると誤差が減る。だから大きい…?
生命は、現に存在する秩序がその秩序自身を維持していく能力と秩序ある現象を新たに生み出す能力を持っている。
タンパク質を構成する窒素の中には、形がちょっと違う重窒素があり、それをマウスに3日間投与すると、排泄物にそれはほとんど含まれず、マウスの体内のタンパク質の50%に重窒素が残っていたのだ。生命は常に入れ替わっている。
 
細胞学

老人と海 ヘミングウェイ

ヘミングウェイノーベル文学賞を獲った作品。

老漁夫サンチャゴが1人で海にでて4日かけてマカジキを釣り上げるが、帰途サメに襲われて着く頃には獲物は頭だけになってしまう。
 
サンチャゴはサメに獲物が襲われる度に深い絶望を味わう。しかし襲いかかるサメを、モリが奪われてもナイフを無くしても混紡を捨てても舵の柄が折れても撃退する。
 
大きな報酬をサメのような奴らに食い荒らされる何かのメタファーなのかもしれない。

イヤな気持ちを消す技術 苫米地英人

株価が上がるときはゆっくり上昇し、下がるときは短期間のうちに大きくげらくするというのが相場の特徴ですから、下落した時に投げ売れば、大損するのは当たり前だ。

 
イヤな記憶を消すには、慣れるか、記憶をひきだせないようにするか。
 
記憶力の差は入れる側ではなく出す側で決まる。
人が後悔するときは、時が経ち状況が移ろうことによって、後でわかった結果論で考えていることがほとんどです。
 
マスメディアの価値観の刷り込みによって不満が募る。
恐怖体験を分析的で知的な記憶に変えてしまうと恐怖は薄らぐ
イヤな記憶を娯楽にする。映画やゲームのようか一次元上の視点に立つこと。
 
1.高い抽象度で考える
人間万事塞翁が馬。現状の良し悪しがわかるのは後になってから。
2.イヤな出来事の記憶に、プラスの情動感覚を結びつける
プラスの気持ちを出しながらアクセサリーなどをさわると、それが幸せな気分のトリガーになる。
3.脳を自己発火させる
やる気が出る瞬間を自分でコントロールする技術を身につける
リラックスすることと抽象空間に対する興味を持つこと。就寝の1時間前には光を見ない。

武器よさらば

第一章 風景


第二章 中尉や少佐が神父をからかい、冬で休暇がとれるので、イタリア観光を勧められる
 
第三章 休暇明けリナルディ中尉という外科医と再会。フレドリックの親友でバークリーに求婚するとか。
人間ってやつは本当にやりたいことをやらない動物なのだ。
そのときは確信しているのだ、これがすべてだ、これしかない、これがすべてなんだ、あとはどうにでもなれ、と。
 
第四章
フレドリックは傷病兵を運搬する部隊の隊長のようだ。
ミスバークリーと初顔合わせ。バークリーは恋人をソンムの戦いで亡くしている。美人。
 
第五章
傷病兵を運ぶ道の下見をしてから夜にバークリーと待ち合わせ。いきなりキスしてやっちゃう。リナルディちょっとだけおこ。
 
第六章
バークリーじゃなくてキャサリンと呼ぼう!フレドリックはキャサリンのことを好きでもなんでもなくゲームだと思ってて、その思いも彼女にばれていたのだー!
 
第七章
キャサリンに会えないと寂しい
 
第八章
キャサリンにブローチもらって進軍
 
部下とパスタ食ってたら爆撃にあい負傷し、ミラノの病院に入院したがそこにはなんとキャサリンがいたー!
診察によって半年待つことに耐えられないフレドリックは別の医師に手術してもらうことに…,フレドリックなんで前線戻りたいん?
いいワインが15リラ、中古の拳銃が50リラ
人がキリスト教徒になるのは敗北しているときだけですよ。
戦況芳しくなく、退却するのだが車がぬかるみにはまってしまう。徒歩で退却行と共にするが憲兵に命令違反の罪で処刑されそうになり、脱走。
 
もし並外れた勇気を持ってこの世に現れる人間がいると、この世は彼らを殺してでも撲滅しようとする。そして当然のことに彼らを殺してしまう。この世は彼らを一人残らず撲滅する。その惨劇の後で、強者となって生き残る者もすくなくはない。だが、撲滅できない者がいれば、この世は彼らを殺してしまう。善良なる者、温厚なる者、勇敢なる者を、この世は等し並みに殺してしまう。それ以外の人間にしてもいずれ確実に殺されるのだが、そう急いで処理されないだけの話なのだ。
 
人間は死ぬ。死ぬとはどういうことかも、わからないうちに。人間は偶然この世に放り出され、ルールを告げられ、最初にベースを踏み外したところを見つかった途端に、殺されてしまう。
 
 

東京奇譚集 村上春樹

偶然の旅人

ゲイのピアノ調律師の不思議な体験。村上春樹が語り手として登場するせいで、物語が非常にリアルな感じになる。かたちのあるものと、かたちのないもの、どちらかを選ばなければならないとき、かたちのないものを選べ(間違ってるかも)
 
ハナレイ・ベイ
死んだサーファーのお母さんの話。ピアノが弾ける。ヒッチハイカーが死んだサーファーの亡霊を見る。母は毎年その海を眺めて息子の姿を求めていたのにね。
 
どこであれそれが見つかりそうな場所で
無償で人探しをするおじさん。消えた夫を探して、手がかりはないまま、数日後発見されて、夫はその時の記憶をなくしていた。オカルト板とかでもこういう話あるよね。二重人格なのかな。
 
日々移動する腎臓のかたちをした石
人生に影響をおよぼす三人の女性、その二人目の話。淳平は小説家で友人のパーティーに居合わせた年上の女と親密な関係になる。バランスをとる仕事だから小説は読まない。彼女の助言で良い小説を書いたが彼女は消えてしまう。
 
仕事よりもプライベートを優先する仕事っていいなあ。しかしまさか猿がねぇ。
 
どうしてぼくは自分を幸せにしようとせず、むしろ逆にひどい方へもっていこうとするんだろう?介護だって絶対やりたくない仕事だったじゃないか。人間ってわけがわからないよねえ
 
 

金持ち父さん貧乏父さん ロバートキヨサキ

1.金持ちはお金のためには働かない

たいていの人はお金をたくさんもらえても、請求書の数が増えるだけなんだ。
 今の僕のお金の使い方なら絶対にお金はたまらない。給料が増える→買う量が増える→お金が無い。
自分の行動や思考を支配しているのが感情だということに気づいていない。
仕事をすることは長期的な問題に対する短期的な解決策でしかない。
2.お金の流れの読み方を学ぶ
自分たちの消費癖が収入を増やす必要性を生み出していることに彼らは気づいていない。
今日仕事を辞めたとして、あとどれくらい生きられるか、その能力が富。
貧乏人の家計は支出ばかり。
3.自分のビジネスを持つ
4.会社を作って節税する
5.金持ちはお金を作り出す
6.お金のためではなく学ぶために働く
 
途中で飽きたから僕は貧乏だしきっと父さんにもなれないのですー
頭がまわらないけど負のスパイラルがすごい、
イライラしていてうつかもしれない
適切で健康な労働で幸せに生きたいんじゃ
筋トレもしてなくて生活が荒れている。建てなおさないと!