えっ地方でも消耗してるの?

東京どころじゃないんだよ!

新ハムレットの感想

太宰治の短編「新ハムレット」を読みました。

古典風 士族の男とそこに方向に来た下女の話。のはずが士族の男美濃十郎がネロの出生の話をしだしたり、最後は友だちの詩人と乾杯して終わり。よくわからん。

女の決闘 婦人と不倫した女が決闘をして、婦人は勝った。でも婦人は結局虚しくなって留置所で自決。これはドイツの小説家の話で、それを太宰治が論説しながら話に手を加える。この決闘は本当にあった話で、旦那さんが実際に見て書いたものではないかという仮説で話が進む。あまりにも描写がリアルなので本当にあったことなのでは?と太宰治の仮説で話が進む。

乞食学生 太宰治らしきおじさんが学生に説教したけど夢でしたー!まさかの夢オチ。

ハムレット ハムレット性格悪っ!ハムレットの性格の悪さを恋人も友人も王様もバカにしててハムレットちょっとかわいそう。でもこのハムレットの性格に自分が似てるような気がする。気まぐれでいうことがコロコロ変わるところとか!!

読書メーターに他の人の感想読めるけどなんかキモい!何が「見事!さすが太宰治!」やねんって思った。