えっ地方でも消耗してるの?

東京どころじゃないんだよ!

雑器

顎をグッと動かすと右耳の鼓膜が鳴る。この現象が始まったのは中学生のころだったが記憶が曖昧。両耳の鼓膜を外に押し出したり鼻を塞いで鼓膜を吸ったりもしていた。どうやるかはできるけど自分でも説明できない。

大学に入学した時は髪を染めて剃り込みを入れてピアスをしていた。途中で面倒臭くなって一年の冬にはボサボサになっていた。そのころの服装もぶっ飛んでてシャツにシャツを重ねたりしていた。何も考えていなかった。陶芸部の総会でアホみたいにイキッて質問しまくってて先輩と溝ができたり…

 青木良太展行ったあたりから陶芸家なりたくなってた。陶芸家はこうあるべきだという自意識に囚われていた。たくさん釉薬つくることに躍起になってたけど、詳しく成分の特性を勉強しようとは思ってなかった。ただ自分を特別な何かにしたかったんだろう…

 高校のときの友だちには会いたくない。自意識がぐちゃぐちゃし過ぎてコミュニケーションが過剰になりすぎてウザがられてたし、遊びにも全然誘われなかった。留学留年の女の子がすごくよくしてくれたのに中2病でいきなり無視し始めたり、なんかダメやなあ。体育祭で仲良くなっても次の日うまくコミュニケーションとれなかったしすごくシャイなんやと思う。学校以外で知り合いがいたら極力気づかれないように、そして気づかないフリをして、他人が怖くて仕方がない。今でも他人のふりをやってしまう。

 

 そして女の人には饒舌になるマザコン野郎なんです。ドトールでも話を聞いてくれる人にはとことん持論を展開して褒めてもらおうとしている、そんな自分を思い出しては嫌になる日々。しかしちょっとでもキレモノな人だとひたすら冷や汗かきながら接していていつも顔色を疑っている始末なのだ。小学校のときのように。

 

決心がすぐに揺らぐ。バレー部を辞めた後に、引退試合の応援に行って、またバレー部に戻りたいと思ってしまったことがある。高校入学して一学期目はめっちゃ成績良かったけど飽きて、成績は上がったり下がったりだった。勉強は効率よりも「やった感」を重視していた。ひたすらノートに文字を書く。自分で問題を作る。英語は全部全訳!そんなの大変すぎてながく続くわけが無い。大学受験も12月に一気に熱が冷めてモンハンやってた。

 

虚言癖がある。真っ赤な嘘じゃなくて微妙な嘘。今日なにしてたの?と聞かれたときに大変だったとかそういう嘘かどうかよくわからないけど心にも無いことを行ってしまったり、すぐにつじつまがあわなくなる嘘をついたりしていまう。たぶんありのままの自分ではダメだと思ってるからだ。

マジェスティーが欲しくなったり、何か欲しくなると目が眩む。大学卒業間際に富士フイルムのデジカメをローンで買った。そのときも心の何処かでセンスのいい芸術家になれるんじゃとかクソみたいな虚栄心をいろんなメリット並べ立てて買ってしまった。結局あまり使わなくてそれにおもんなかったからカメラは売ってしまった。残ったのはローンだけである。

そして最近は将棋に挑戦しているけど頭を使う気にならなくて、だるい。でも詰将棋のアプリを買ってしまった。やるかもしれないしやらないかもしれない。

 

いまぼくはひたすら過去の自分と、その過去から学ばない自分を断罪して耽美したいんだ!

 

面倒臭くなってきた。書くのもめんどくさい。

石巻にボランティアに行った話をよくする。自慢したいから。

 

 

昔から何もしたくなかったし今も何もしたくない。でも特別な何かになりたがっている。就職もしたくないしアルバイトも行きたく無い。でもちゃんと仕事してしまう。なぜなら虚栄心が強いのと怒られるのが怖いからだ。